宇宙は一つの「愛」から始まった・・・・
私たちはもともと大いなる一つの意識でした。
それを可愛らしく私は”One Love”と呼んでいます。
”一つの愛” 宇宙の根源、源、私達はもともと一つの愛から派生してうまれてきたものです。
その真実は伝説や神話、宗教の教義の中などに記され、遠い昔から語り継がれてきています。
その中の一つにネイティブアメリカンの伝説
”The Legend of the Fifth Dream” があります。(セットリストの裏表紙)
はじめに
何もない無の中に
大いなる意識が眠っていた
永遠に続いた眠りの中
あるとき大いなる意識の中に
とてつもない望みがふくらんだ
光になる夢
初めて見た夢初めての道
そこからすべてが始まった
長いあいだ光はなりたい自分を探していた
そして想像できる限りあらゆる色を体験して
光はピュアで透明な光になった
1曲目はこの伝説を元に作った『祈り~for the Fifth Dream~』という曲をお届けしました。
歌う前に伝説の続きを簡単にお話しします。
二つ目の夢では、その「ピュアで透明な光」は軽かったので重くなりたいと夢を見ました。それから石になり、長い間かけてなりたい自分を探し光り輝くクリスタルになりました。
三つ目の夢では、「クリスタル」は硬かったので、今度は優しさとしなやかさと、繊細さを夢見ました。香あふれる花は、また探求をしてなりたい自分を探し、木になりました。
四つ目の夢では、「木」は自由に走り回り旅に出たくなったので、ミミズになりました。
ミミズは長い間なりたい自分を探して、あらゆる動物になり。そしてある日全ての生き物が望んでいた最高の姿である、クジラ、やイルカが生まれました。クジラは何世紀もの間歌う山として存在し、大いなる全ての最後の存在だと思えるほど美しく、いるかはどの存在より賢く喜びに満ちていました。
そしてクジラやイルカたちにとんでもない望みが込み上げてきました。
全てとひとつに溶け合っていた彼らは、
「全てから分離してみたい」と思ったのです。そして人間が現れました。
五つ目の夢この分離した人間である私たちは、完全な姿へと向かおうとしているのです。
伝説はここまでです。
今五つ目の夢まできていて私達人間がその主人公です。
1曲目はクジラやイルカ達に導かれ今まさに「私達人間の番である」と言うのを表現した作品になります。
1『祈り~for the Fifth Dream』
この伝説は
” Fifth Dream Project”
というサイトに載っているのですが、このプロジェクトを立ち上げている方々の一人であるレイナさんと繋がって、今年の2月にインスタライブをさせて頂いた時に作って歌った曲です。
そのウェブサイトで伝えられていることは
*********************
私たち人間は 自然の一部
地球(ガイア)は 私たちの大きなからだである
それを長いあいだ 忘れていた私たちは
今 自然とのなつかしいつながりを
ふたたび思い出そうとしている💫
そこに生まれる共同創造が
あたらしい文明を創っていく
Fifth Dream Project は
ネイティブアメリカンの伝説『5つ目の夢』をインスピレーションとして
人間と 地球・自然
すべての生き物と共同創造していく
あたらしい地球のビジョンを描きながら
ワークショップ イベント
ドキュメンタリー映画の制作と上映
ハワイ島での
Living Earth Spaceのプロジェクトを通して
わかちあっていきたいと思っています
*****※*************************
私達一人一人がどのような夢を見るか、と言うのが大切で、
人類の未来、この世界は私達が見る夢で作られていくと言うことを伝えています。また興味のある方は是非サイトにアクセスしてみてくださいね。
https://www.fifth-dream.art/fifth-dream
「五つ目の夢」の伝説の最後に出てくる
この全てと分離した人間である私たちは、完全な姿へと向かおうとしているという言葉の
「人間の完全な姿」と言うのはどういう姿だと思いますか?」
『源とひとつであるということを肉体をもったまま思い出した存在』です
さて、この源との繋がりを思い出すために私たちにとってとても大切なのは「出会い」です。
私たちは、誰かとの関わりの中からしか本当の意味で学べないし、幸せにはなれません。
その関わりの中で自分たちの本質を思い出して行きます。お互いに大切な経験をするために集うのです。それは人間だけではなく動物たちとの関わりである場合も多くあります。
その体験は、喜びや楽しさだけではなく、辛かったり、、悲しかったりする場合もあります。
私たちは決して一人では生きていけないです。そしてこの広い宇宙の中のこの小さな地球であなたが出会う人達や動物達は深くご縁があり、お互いにたくさんの学びをする約束をしてきています。特に家族がそうですね。
また家族じゃなくても、こうして出会う人々は、ごく限られた人達です。
あらためて、今ここにいらっしゃる皆様にも心から感謝申し上げます。この出会いは皆さんの一つひとつの選択の結果です。それは必然であり私たちは意図してここに集まってきたのです。
私の歌う曲を聞いていると、皆さんの中にも同じように感じる部分が、全部ではないにしても、あると思います。共鳴が起こると言いましょうか・・・私が作って発表している曲たちは聞いて下さる皆さん一人一人のためにここにあります。
どの曲もですが、ご自身へのメッセージとして受け取ってもらえればと思います。
次の曲は、そのような奇跡的に見える、必然の出会いから自分自身を解放していく一人の女性小笠原在住の「みっちゃん」が主人公の作品になっています。彼女の場合は大切な人それからイルカ達との出会い、交流から自分を解放して行きます。
2『遥~その先へ』
人生で辛い事などひとつもなかった!と言う方はいらっしゃいますか?いないと思います。
その辛さ、違和感などは私達の中にある、思い出したい『源』のエネルギーとの距離を教えてくれる指標になります。
「源、宇宙の根源、ハイヤーセルフ」などの話をすると、「スピリチュアル」と言われたり、「ファンタジー」だと思われる方もいるかもしれませんが、現在、世に発信している少し先へ進んだ「目覚め人たち」は、知識人である科学者や医者なども多くいます。最新科学を突き詰めて理性を超えた何かにたどり着く方がたくさんいます。
*参考図書*
「最新科学とスピリチュアル」
AI・量子力学と大発明家たちのひらめきの謎
久慈直人 著
「思考が物質に変わるとき」
科学で解明したフィールド、共鳴、、思考の力
ドーソン・チャーチ 著
例えば、2021年に亡くなった、世界的に有名な生命科学の権威である筑波大学名誉教授の村上和雄氏はそれを「サムシンググレート~偉大なる何者か~」と表現していました。
今の「目覚め人」たちは地に足をつけた、この社会に順応した人々もたくさんいて、
「最新科学とスピリチュアルの世界は、今交差し始めている」という事をお伝えしておきます。
話を戻して・・・
辛さ、違和感などは本来私達の中にある、『源』のエネルギーとの距離を教えてくれる指標になるという話でしたね。
それは学びのチャンス、気づきのチャンス以外の何者でもありません。
その痛みや辛さを見ないようにしたり、閉じ込めておくのはよくありません。我慢するのではなく感じていることは自分の中で一旦あらわにし、受け止めてあげましょう。そしてギュッと自分自身を文字通り抱きしめるのです。
それは自分の中でできることです。相手に文句を言ったり、相手を非難したりすることではありません。
そうすることができると、ふとその感情は軽くなるのがわかります。そして少し上の視点、よりハイヤーセルフに近い視点で物事が見えてきます。そこから見ると同じ出来事が違って見えてきます。
次の曲は、海を愛しながら、海を恐れ、恐怖で呼吸困難にまでなってしまうという経験をした小笠原在住の「千花さん」という女性が主人公で、海と向き合い、自分の感情と向き合い、癒し、海との新たな関係性を築き、そして海への感謝を綴ったメッセージからできた作品です。
3『海と私の物語』
この『源』とのつながりを取り戻してくると、「ハイヤーセルフ」とか「真我」と言われる『源とつながっている本当の自分』の存在に気がつきます。それは、頭・体・心の自分という小さな自分ではなくもっと壮大で、その小さな自分の雛形であり、その本体というべきものです。
そしてその本体である自分の感覚が開いてきます。
それはこれまで使ってきた五感とは別のものですが、もともとわたしたちに備わっていたものです。例えば赤ちゃんを見ていると、何もないところに向かって微笑んでいたりしますよね?あれはエネルギーを見ているのです。生まれてから人間社会の中で育っていくうちにこれだめ、あれはだめ、これができたら褒めてあげる、などなど、条件付きの愛によって本来の自分である事がだんだんと難しくなって、本体のハイヤーセルフである自分を忘れてしまいます。今の世界ではほとんどの人達がそのように大人になっていきます。
本体である真我やハイヤーセルフと言われる自分の感覚は、もともと持っているものなので私たちは新たに習得するのではなく、今まで培ってきたいらない信念を外していくことによって思い出すことができます。そうすると、直感が鋭くなり、源と繋がっている本来の自分からのメッセージを受け取ったりその視点に立てるようになってきます。
ですので、その過程で、さっきも言ったいらない信念、「大人はこうあるべき」「母親とはこうあるべき」というような社会や、育ってきた環境など外側の世界から強いられた思い込みを外していくことも必要になります。
「それでは常識的な人間になれないじゃないですか!」という声が聞こえてきそうですが・・・
ここで私の大好きな「現代物理学の父」と称されるアルベルト・アインシュタインの言葉を紹介したいと思います。
常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
古い固定概念を剥がしていくと、その過程でアンバランスな状態になる場合があります。そして小さい自分である心や精神が振り回される感覚を受けることがあります。
また、本来の「One Love」と繋がった感覚になると現実世界の全ては幻であり、人生はゲームなのだと感じるのです。それは本当にそうなのですが、現実に縛られて苦しかったところから反転して極端に全てがどうでもいいような気持ちになったりするのです。
でもそれらは『One Love』=『源』とのつながりを取り戻すという『目醒め』の過程で起こることで、良き方向に向かっているサインです。
これまでは「地の時代」と言われ、ピラミッド型、トップダウン型、強いものが勝つ競争社会でした。それが数年前から解け今「風の時代」になってきました。なのでこれまで当たり前に持っていた概念はいらなくなってきます。
次の曲は『目醒めの時』
という曲で、これは小笠原在住の「幸恵ちゃん」というシンガーの目醒めの過程で送られてきたメッセージと私自身の目醒めの過程で感じた事を織り交ぜながら表現した作品になります。
4「目醒めの時」
ソロステージ最後に私が2年前に作った「星の瞬きのような」という曲を歌いたいと思います。
その前に私の体験を少しお話ししたいと思います。
この曲ができたのは、2021年の初めでした。久しぶりにゆったりしたお正月を過ごしていた時、ふとピアノのフレーズが浮かびました。曲が先にできることは初めてだったので、どんな歌になるのだろう??とワクワクしていました。
その後しばらくして歌詞が湧いてくるというか降りてくるのですが、その過程がなかなか面白かったのです。
受け取ったイメージを私の言葉に変換して書いていくのだけど、書き換えて欲しいところはスルスルスルと消えていくのです。ダメ出しが入るというか・・・
頭で言葉を考えて書き出している訳ではないので、消えると覚えてなくてね、あ~消えちゃあた~って感じでがっかりしてたんだけど、それが何度もそれが起こるんですね。
これって私のイメージの言語化が下手?みたいな感じに思えてきてね。「もっといい表現があるよ」って言われてるのがわかってくるんです。消えるたびにまた自分の中にイメージを探して、それにふさわしい言葉を探していくというのをしていくのです。
最後の方は自分もあまりうまく表現できていないと思うところがやはり消えていくのです。「やっぱそうだよね」みたいな感じで自分なのだかなんだかわからない何かとのやりとりが3日間続いてこの曲が出来上がりました。
これがハイヤーセルフとか真我と繋がってる状態なんだなと理解したんですよね。この頭・体・心の小さな自分ではなくもっと壮大な大いなる何かと繋がっている状態、でもそれは自分自身でもあって、私自身が大いなる何かであるということに気づいてくるのです。この時本当の自分、ハイヤーセルフの自分の求めているものが作品になったんです。
2021年は学びの嵐だったのですが、文字通り量子力学にどっぷりハマり学んでいくと同時にありとあらゆる経験をしていくんですね。結構苦しくて辛いのもたくさんきてね、打ちのめされ泣き崩れるようなこともあったりね。でもそれこそが大きな学びにつながっていくんですよね。
苦しい経験、辛い経験は先ほども言いましたが、ハイヤーセルフとのギャップを教えてくれるんです。自分の中にどんな固定概念がこびりついているのかを見せてくれるのです。そのギャップが大きいほど辛さは増すみたいな。その1年は本当に激動の一年でした。そこで散々学んで色々纏っていたいらない観念をそぎ落とすことができたんです。それはこの曲を歌うことで自分の目指している世界はここだというのがとてもクリアだったのでそれを家で一人歌いながら至福に浸り、自分を癒し整えていけたからできたのだなあと思います。一時ホントに病んでましたからね。
この曲を歌うとこの世界に向かっているんだという確信とともに喜びの涙が流れるんです。歌うことでハイヤーセルフと繋がった「One Love」と繋がった状態になれるのです。そうして1年間ずっと一人で何度も何度も家で歌い続けていました。
この歌を何度も何度も歌うことでその世界を自らの現実世界に反映させてきたのは、時がたった今、「私の生きている世界」を見渡せば明らかなんです。
そしてこの祈りのような歌を歌い続ける事で、私の望む世界にとってふさわしい自分にどんどん変化し、たくさんの出会いが私の行くべき道を照らしている。本当に有難い、、、皆様出会ってくれてありがとうございます。
今私の世界は「皆がOne Love を思い出した愛の世界」に向かっています。
5『星の瞬きのような』
今日は 「One Love Charity Live 」という事で宇宙は一つの愛から始まったというお話から私たちは五つ目の夢で肉体をもったままその『One Love』と繋がった存在である事を思い出そうという話をしてきました。
私のお話の最後に世界最古のある文明のお話をしたいと思います。
その文明は自然と調和しながら1万年以上も平和な社会を築いていました。彼らは他人の命も自分の命と同じように大切に扱っていたので、争いや殺戮はありませんでした。平和で愛に溢れた世界に生きていたそうなのです。五つ目の夢の伝説の最後に出てきた「人間の完成された姿」がそこにありました。
彼らは自然と調和し、宇宙と一体となり、『One Love』と繋がった生き方をしていたのです。
さあ、それはどこの文明でしょうか?
我が国日本の古代文明 「縄文」です。
縄文時代の、私達のご先祖さま達はしっかりと源『One Love』と繋がって生きていました。そして私達はこの縄文人の血を脈々とうけ継いできました。まずはその事を知っていてください。
縄文人は、肉体的なしがらみを超えて宇宙とつながるための「ゲート」の存在を知っていたそうです。実はそのゲートが令和時代に再び開き始めているそうですよ。
では最後に私たちも、縄文時代のような自然と調和した平和で愛のあふれる世界に向かっていっているというイメージをしながら、ハイドレインジアの皆様と一緒に和の美しさを歌いたいと思います。
6「いろは歌」
今日は7/17 「海の日」です。
帰ったらぜひ” Fifth Dream Project “のWebsiteも是非ご覧になってみて下さい。美しいクジラやイルカ達のメッセージに心の耳を澄ませ、私達の本来の姿、“ One Love “と繋がった生き方についてもう一度思いを馳せていただければと思います。
そしてもう一つ、今日のライブは入り口でお配りしたチラシの方に書いてある通りこのライブの収益はチャイボラさんに寄付をさせて頂きます。児童養護施設の子供達の環境改善のために様々な取り組みをされているNPO団体です。チラシの裏に説明とQRがあるのでぜひ目を通してみて下さい。またよかったら” Charity Box ”にも寄付を受け付けていますのでよろしくお願いいたします。
これまで源「One Love」と分離してきた私たちですが、ここから源と一つになる旅を共に始められたらいいなぁと思います。
「私たちは、源と繋がり本来の自分に戻ることで、心から幸せを感じながら愛のあふれる世界を作ることができると知っています。」皆様共鳴してくださりありがとうございました!